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東京のタクシー運転手の平均年収418万(月収34.8万)円【グループ別平均給与比較】

 




年収は、あくまでも”やる気とスキル”

これからタクシー会社へ就職しようという方にとって一番気になるのは給与。

今回は、東京や近郊3県のタクシードライバーの平均年月収・年収のデータをお伝え致します。

自宅に近いタクシー会社を選ぶのか。それとも都内の会社を選ぶのか!?
その目安になるでしょう。

また現在の都内大手4社+1社の情報も併せて提供します。
タクシー業界が「稼ぎやすい」かの目安としてお役立てください。

1.  タクシーの平均年収(月給)は各地域で大幅に違う

平成30年3月の一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会の賃金構造基本統計調査では東京の男性では平成29年の年収は4,185,100円。
平成28年は4,428,200円で、前年度よりマイナス-243,100円。
月給では平均348,758円となる。マイナスに至っても東京は平均400万円超えている。

ちなみに日本第2の都市、大阪でさえ平均年収は3,464,700円と400万円に到達していない。

そして東京の近郊の県というと・・・・。

神奈川県/ 平成29年度3,847,000円、平成28年度3,598,200円。前年度よりプラス+248,800

東京に続いて年収の高い地域として魅力的ではある。

埼玉県/ 平成29年度3,146,900円、平成28年度3,586,900円、前年度より -440,000

千葉県/ 平成29年度2,965,600円、平成28年度3,877,400円、前年度より-911,800

千葉に於いて1年(前年度より)で23%減益、300万も割る程の大幅減収にビックリしました。


神奈川県だけが前年度よりプラスにあり、385万円と東京に並ぶ勢いである。

日頃、神奈川県在住の方から東京・都内が稼げるという噂で東京のタクシー会社をご紹介していますが地元の神奈川県でも稼げることが認識できます。

あくまでも「平均」です。
タクシー業界の給与形態は給与の特性として、能力給(歩合率60%の歩合制)ということで個人差がある。

月単位の営業収入に応じて月給は上がるため、当然平均年収より稼ぐ事も可能。
地域によってはかなり変わるので年収800万以上を稼ぐ事も頷ける話ではある。

また近年はタクシー乗務員の高齢化により、年金受給者の就業者数も増えている傾向にあり、定時制や嘱託社員により、平均年収(月収)を下げている要因もある。
実際の平均年収の実情はこの数字よりも高いと推測される。

一般職と違いタクシーの給与体系は特別であり、良く言われる「やる気」や「スキル」次第で稼げる仕事である。

 

2. 都内のタクシーで平均以上の年収を稼ぐには

ここでは現役トップクラスの乗務員の取材内容を掲載しました。

全員が共通して言う事は「道を早く覚える」これさえ出来ればどの場所でも営業できると言う。

但し現職の大半の乗務員は地域を限定して好き嫌いで場所を選んでいると言う。

一番稼げる地域は港区とその周辺のエリア、港区と言っても大きく分けて赤坂・六本木・西麻布とそして青山エリアの広い範囲の拠点となる。

一見中央区の銀座や新橋は高額の利用者により稼げるイメージがあるが午後22時前後から1回で終わってしまい。
千葉や横浜などの遠方行って帰ってくると午前2時の銀座はもう誰もお客様は居ないという。

そして銀座も毎日毎日絶対的に遠方の方とは限らない。
また待ち時間が長く2~3時間で一人のお客様という場合もあり、ご年配の先輩タクシードライバー向けで、初心者が敢えて最初から営業する場所ではないという。

月間の営収100万円前後の乗務員には概ね二つのタイプに分かれる。

朝からコツコツと一時間平均3から4名の流しにより営業収入で4,000円前後を目安に一日8万円を稼ぐタイプ。


それとは違いナイトと言われる夜間のみで一日4万円以上の営収を六本木・赤坂・渋谷・新宿などの繁華街でお客を捕まえ、軒並み4,000円以上のピストンのように繰り返し深夜の割増の時間帯で稼ぐタイプ。

二つのタイプに共通する事は敢えて遠方の高額(10,000円以上)のお客様に乗ってもらう事は考えていないこと。
また行先に応じて降ろした場所から次のお客様が掴まえ易い場所の選択を常に考えているという事。

例えば六本木で神奈川の武蔵小杉と言われたら、時間帯により「自由が丘」や「五反田」で次に営業すると言う。
六本木に戻る事はしないと言う。

新橋から埼玉の川口と言われたら次は池袋や日暮里や上野で営業する柔軟なスタンスを取っていることだ。

その為にも都内のある程度の「道」を知らないと営業はできないのである。
この話は結局のところ「実車率」を挙げる点では一致しているのである。

遠方の1万円の目的地へ行っても帰りは空車というよりは稼ぎは5,000円と実車率は50%。
稼げる方法は目的地についたら直ぐに次のお客様を乗せることで実車率が上がるという理屈なのである。

極端に言えば日中の短い距離の基本料金でも、実車率が上がれば稼げるということになるのです。
昼間でも1時間/4,000円を稼ぐ事はかなりの実車率となるのです。

800万円以上の年収のもう一人は「新宿」とその周辺の新宿2丁目や大久保で営業している乗務員も営収を挙げているが歌舞伎町はベテランの壱岐に達していないと初心者は無理のようである。

歌舞伎町はご存じの通り24時間の街。早朝でも手を上げているお客さんを見かける。
この乗務員は数社のタクシー会社を経験し、地域も足立区のタクシー会社や世田谷のタクシー会社を経験しているので23区の全ての地域での営業ができるのである。
新宿の利用者は行き先が都下・埼玉・千葉・神奈川と多方面に渡ると言う。

やはり「地理」を知っているという強みが一番の「稼げる」ことの自信につながるのである

いつ頃から高収入が稼げるようになったか!?

北海道出身の乗務員に地理ついて聞いてみると。
初乗務から3か月くらいで概ね7割程の地理が理解できるようになったが自信が付くまでは1年掛かったと言う。

その間は毎日復習の毎日だったと言う。
乗務明けは勿論の事、休日の時でもレンタカーを借りて、奥さんと一緒にドライブを兼ねて道を探索していたと言う。
実際に走ってみないと土地勘が掴めなかったと言う。

「道」を知らないとお客様のクレームや叱咤があり、その件数が日々減っていく事が高収入に繋がる。

最初から稼げない・稼ごうとしない人は一定の決められた場所ばかりに居ると言う。

なぜならお客様の要望される目的地が大よそ同じであり、お客様のクレームや叱咤を無意識に避けるようになると言う。

東京での一番の稼ぐ方法は「流し」。
その流しの特徴を上手く活用する事でいつでもお客を捕まえる事ができる。
駅や駅周辺で待っているだけでは効率よく稼げないと言う。
「流し」営業が唯一できるのが東京なので、「流し」を最大限武器に利用する事により月間100万の営収は可能だと言う。

そして「流し」営業にプラス付加して会社の「無線配車」や「専用乗り場」を上手く利用する事が営収アップにつながると言うのである。

 

「流し」営業を極めるにはどうしたら良いかと聞くと・・・

1回の乗務で一日365キロを走り経験値を高める必要があると言う。
8万円営収を挙げると必ず365キロの走行に達し帰庫する事になる。
その癖が身に付きどこにお客様がいるかもおのずと分かってくると言う。

付け待ちばかりでは道は覚えられない。
お客様が居ないと思っても当初は走り続け「経験」と「感覚」の日々の学習が必要であり、その人なりの努力により身に付くと言う。

更にアドバイス、営収が高い常連組にその乗務員の走り方や走る場所を聞いて試してみる事だと言う。
但しその通りに行くかどうかは自分なりのアレンジが必要だと言う。
営業センスの違いがあり努力が必要だと言う。

六本木・赤坂だけで営業する乗務員は繁華街の路地裏の飲食店から出てくる人影に車を摺り寄せ、声を掛け乗車の誘導をするという。

そして一番やってはいけない行動が今日はお客様が居ないと勝手に判断しない事。

お客様は居るがたまたま自分で乗せられないだけで24時間お客様は都内のどこにも居るという事を忘れてはいけないと言う。

最後まで諦めないという気持ちが必要だと言います。


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3. 
タクシー会社選びはどうすれば良いか

初めてのタクシー転職では色々不安はあるかと思います。
過剰に心配する必要は有りませんが実際には入社したタクシー会社によって働き方や収入や待遇面が多少変わってきます。

初めてタクシー会社を選ぶ際にどういった点を重視すれば良いのかポイントをご紹介します

これは全て共通する点ですが通い易さは第一条件です。
電車通勤かマイカー通勤を希望するにあたり、通勤時間に負担の無いことが大前提。
極力乗り換え回数が少なくそして大よそ1時間以内が良いでしょう。

また大半の会社は一般の会社と異なり全額の交通費を支給しません。
以前は全く無いといった業界でした。最近は多少なり交通費の手当として支給されるようになりました。

収入を重視する方のタクシー会社選び方のポイントとは?

「収入」を重視する方の場合、以下のような点がタクシー会社選びのポイントとなります。

営業所の立地と交通の利便性は見逃せない

都心部に近い営業所が一番高収入を得られるでしょう。
そして営業所を出庫したらすぐにお客様が乗せられる立地がベスト。
例えば港区を拠点に営業される場合は港区に近い営業所が良いのは当然ですがその道のりにもお客様が居る導線が良いでしょう。
またその街道もアクセスし易い二車線の幹線が好ましいと言われています。
帰庫の時間を少しでも短縮できる利便性にあります。

私が身近で知る一番稼げる立地はグリーンキャブの新宿営業所。
新宿・歌舞伎町に近く、明治通りに面しており、明治通りは24時間流しでも利用者がいます。
また明治通りから渋谷・青山・恵比寿・西麻布に迎えるという無駄のない営業所。

一般的には富裕層などが多い世田谷なども良いとされています。
その証拠に「足立」ナンバーの車両が営業しています。
各社に於いての顧客による無線配車も多く有利な場所となるでしょう。
246号線沿いに近い営業所は有利な立地とされています。
朝夕の車両はタクシーしか走ってないような光景を目にします。

日々の営業収入は地域により異なり、依存度が高く左右されることを覚えておいてください。

歩率の多少の高い低いあまりこだわらない

都内のタクシー会社は軒並み60%前後で経営を駆使しているようです。
賞与・手当・福利厚生など・・・ですからあまり固執してこだわらないで良いでしょう。

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各社のグループの営業収入へのインフラには注目したい

無線配車規模や配車単価など大手タクシーグループはその点を強化し力を注いでいる。
待遇が良い場合が多く、専用チケットの発行や専用乗り場など営業上のバックアップ態勢によりメリットも多く高収入につながる傾向があります。

 

勤務体系と事故弁済に対する待遇面は把握しておこう

勤務体系として初乗務時は隔日勤務が前提となります。
場合により稼ぎたい方はナイト(夜日勤)が許されますが最低でも半年・1年先の話です。
その勤務体系がない会社もあります。
またあまり稼がなくてもカラダに応じた勤務をしたいと言う方は日勤勤務の希望に移行する場合でも会社にその勤務体系がない場合は転職を余儀なくされる事でしょう。

また乗車する前から事故の話でピンと来ない方も居ると思いますが事故は多少なりタクシーの場合はつきものです。
いくら高収入を挙げても事故弁済で個人負担の会社は要注意。
事故弁済の会社と個人の負担率や組合による支払い等、入社する前に把握しておくべき点となります。

 

ここは注意のポンイト

祝い金の額だけで選ばない事

入社祝い金はあくまでも一時の収入です。それに吊られて入社する事で本来稼げる会社を見過ごしても本末転倒となりかねません。

仮に30万円の祝い金が貰えても1年間の乗務で回収、又はそれ以上の収入が得られる会社を逃がしてしまうかも知れない事があります。

 

働きやすさを重視する方の選び方のポイントとは

誰でも収入は気にしますが同時に働きやすさも重視する方の場合以下のような点がタクシー会社選びのポイントとなります。

一日の乗務の拘束時間の縛り

21時間拘束(1か月の拘束時間を262時間)以内のハンドル時間14.5時間というのが一般的な会社でしたが最近は時短で切り上げられるようになりました。
体調が悪い場合やどうしても早く帰りたい時もありますのでその点の規則や罰則等の確認が必要となります。

早く帰庫して乗務が成立せず欠勤扱いの会社もあるようです。
またハンドル時間や駅の付待ちによる待機時間等も会社のより様々ですので確認が必要となります。

労働基準法では社員の労働時間は1日8時間、1週間40時間までと定められています。
この法定労働時間を超えた時間が「残業」になりますが、例外してタクシー業界で一般的な「1か月単位の変形労働時間制」や「1年単位の変形労働時間制」という仕組みを取り入れており、手当も含めて会社ごとに様々ですので、詳しくは入社後にでも調べてみてください。

タクシー特有の足切り制度

タクシー会社の求人募集では詳細内容を記載していないため、面接や入社時に聞かされる事も多い制度です。
ノルマという言葉自身あまりよくありませんが「足切り」とはある程度の月や日々の営収の最低ラインを割ることにより歩率が下がるということです。

これから始めようという方にはあまり関係ない話ですが長年の乗務員の中にはこの足切りにこだわる事が多いのです。

日々の売上に縛られず自分のペースで働きたい方は足切りなしを謳う会社を選んでください。
特に乗務ごとに「足切り」がある場合は体調が悪い場合で営業収入が得られない場合もありますので注視してみてください。

昼日勤/夜日勤が選べる

前述で述べましたが当初は隔日勤務より乗務しますがその方の体調や家庭関係等の諸処の事情により日勤や夜日勤への移行が必要な場合もあります。
このような場合でも柔軟に対応してくれる会社を選ぶ必要があります。
日勤や夜日勤へ転向できる制度を導入しているタクシー会社をおすすめします。

4.  グループ別平均年収(月収)・特徴やメリット

タクシー会社選びのポイントとして一番質問や疑問に思われていることです。
ネットでも日本交通と国際自動車、どちらが良いか?などよく目にします。
所得面だけでタクシー会社を選んで後悔する方も居ます。その会社があなたに合うのか?ミスマッチは無かったか・・

今回はグループ別の年収と併せてその特徴などをお伝えします。会社選びの参考になればと思います。

※以下は、各社の採用HPより抜粋

日本交通株式会社の平均年収

入社1年目社員の平均年収458万円

新人トライバー1年目の最高年収820万円

全社的では最高年収890万円

歩合率:62%(業界最高水準)

ここで一言

上記の数字で日本交通の特徴がハッキリしたのは全社員の中で890万という数字は低く感じられる。
都内の他社では1,000万前後の乗務員が大勢いる。
日本交通グループ会社としてコンプライアンス重視のため乗務時間の厳守などしっかりした勤務管理にある。
また全社員の平均年収が知りたいところ。
入社1年目社員平均年収458万よりどのぐらいUPしているのか。

「稼ぎやすい」かの環境の目安

◆配車アプリや無線配車の単位は3,900円、都内39か所の専用乗り場の単位は2,100円、法人チケットの単位は5,600円と集客面でも営収をバックアップしている。

◆コンプライアンスもしっかりしており、法定外の残業は一切なし。全社的に1,000万円以上の乗務員が居ないのは帰庫遅れ規則重視や時間外業務がないためである。

◆入社1年目社員の平均年収458万円の実績による根拠として、入社後一年間保障で3か月は40万円、その後9か月は35万円を保障。年間では435万円を保障。

 

国際自動車株式会社の平均年収

入社1年目の平均年収は5,255,092円、平均月収は437,924円です。

全社的平均年収5,520,661円、平均月収460,055円

※2017年km賃金データより

タクシー未経験者でも入社1年目の平均年収は約430万円

国際自動車のドライバー平均年収は約494万円
※2016年kmデータより

ここで一言

上記の数字でHPに記載されている内容によると2016年と2017年賃金データより全社員の平均年収がかなりアップしている。
1名当たり58万円、月間にすると5万円の収入アップは勢いがある事が伺える。
新旧の乗務員の入れ替えが会社として順調な証かと考える。
都内一極集中するブランド力による顧客が定着しているようですね。

「稼ぎやすい」かの環境の目安

◆配属後、3ヶ月間は32万円(日勤月給25万円)の給与補償制度は乗務員の3か月後の実績により自立できるという裏付ですね。

◆東京都内24ヶ所にkmグループのタクシーが利用できる専用乗り場がある

◆「タクシーチケット」「専用乗り場」利用時のドライバー負担無し

業界内では当たり前となっている「タクシーチケット」「専用乗り場」利用時や、「無線手数料」「GPS手数料」「黒塗車両乗務料」などのドライバー負担は一切なく、給与面でもドライバー重視の制度を構築しています。

◆単価の高いお客さまから選ばれる仕組みがある

kmブランドを信頼していただき、現在では10,692社の法人と契約をしています。法人契約のお客さまの平均単価は個人のお客さまの平均単価に比べ約4倍。国際自動車の中でも大きな売上率を法人契約が占めています。(個人の平均単価約1500円に対して法人の平均単価は約6000円)法人契約もドライバーの売上になるので他社よりも国際自動車のタクシーは稼ぐ事ができます。

◆専用乗り場・チケット・無線配車といった会社の取り組みによって1日の売上げの約3分の1がカバーできる他社よりも楽に稼ぐ事ができます。

数あるタクシー会社の中より国際自動車を選んでくださるお客さまが多くいらっしゃいます。それは都内21か所にある専用乗り場や1万件を超える法人契約数のタクシーチケット・CABカードなど、納得の裏付けがございます。また1日で4~7,000件の無線配車依頼を頂くため、1乗務あたり3~5組のご予約のお客さまをお乗せすることができます。

他社乗務社員の平均売上約50,000円/日

km乗務社員の平均売上約60,143円/日

◆隔日/昼日勤/夜日勤などライフスタイルや営収目標により選ぶ事が出来る

 

株式会社グリーンキャブの平均年収

平均年収については未公表

ここで一言

年収については未公表だが採用担当の室長の話によるとグリーンキャブの特徴となるプロドライバー養成について実績があり、都内の新人ドライバーのトップクラスとして位置していると言う。
世田谷の2営業所・大田区・そして新宿本社営業所は恵まれた場所にあり、営収アップには最適な場所にある。

「稼ぎやすい」かの環境の目安

◆配属後1年間は月給35万円を最低保障(未経験者に限る)。

◆歩合60%以上(都内最高歩合)

乗務ハンドル時間14.5時間以上で賃金保障されている点も規定がしっかりしている点

◆側近の新人の月給の実績例です。
①入社11ケ月・49歳 前職/機械加工
過去3ケ月給与実績◆349,216円→385,343円→354,666円

②入社8ケ月・28歳 前職/アパレル販売
過去3ケ月給与実績◆528,003円→546,294円→569,737円

③入社10ケ月・56歳 前職/飲食店経営
過去3ケ月給与実績◆410,762円→408,329円→432,073円

◆事故弁償金が全額会社負担というのは高待遇です。中小のタクシー会社では個人負担もあります。

 

大和自動車交通株式会社の平均年収

年収の平均は480万円

因みに平成29年度は490万円と公表

東証2部上場企業ランキング:売上高2312位 純利益2472位 総資産2094位

ここで一言

年収については都内のタクシー乗務員より平均は上回り、安定した年収に落ち着いている。
タクシー 2,164台(連結会社736台+業務提携会社1,428台)と規模は大きいが主に台東区を拠点に城東エリアの江東区・墨田区・荒川区などに業務提携会社が多く、城南エリアではあまり見かけない。
※城南エリア:世田谷・目黒・品川・大田区の4区

「稼ぎやすい」かの環境の目安

◆最近都内タクシー会社5社とSONYと共同し、合弁企業「みんなのタクシー」を設立。

東京最大級のタクシーネットワークを利用した配車アプリ「S.RIDE/エスライド」を開発と発表

◆期間限定/乗務開始から5ヶ月間40万、その後7ヶ月間35万円給与保証

通常乗務開始後3ヶ月間は月給32万円保証(未経験者)

◆上京者向け単身寮

冷暖房・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・布団などの基本的な生活必需品を全室に完備し、家賃は月額2万円で全国より地方の方が働く環境がある。

 

帝都自動車交通株式会社の平均年収

入社1年目の平均年収は423万円、平均月収は35.25万円。

ここで一言

年収については京成グループならではの信頼により地域のタクシー・都内のタクシーをミックスした会社である。
公共交通機関として都内に分社化はしているが大田区(大森)・墨田区・板橋区・荒川区(日暮里)に営業所を構えている。

「稼ぎやすい」かの環境の目安

◆1年間の長期保障制度/配属後4ヶ月間40万、その後8ヶ月間35万円給与保証

◆隔日/昼日勤/夜日勤などライフスタイルや営収目標により選ぶ事が出来る

 

大手4社と言われ、大日本帝国と総称しています。
そして台数的にも追従するグリーンキャブを入れると大手5社となりますが一社ごとに特徴があります。

私が見た日本交通と国際自動車の二社の違いは読売新聞と朝日新聞と似たところがあります。
日本交通の社員の傾向は朝日新聞と似ており、どちらかと言うとホワイトカラー系のサラリーマンタイプの転職者が多く、国際自動車は読売新聞に似ており、中途採用の場合ブルーカラー系の労働者系や経営者系の就業者が多いように見受けられます。

キッチリ規則に忠実に働く方のタイプは日本交通タイプ。
高収入を稼ぎたいと言う方なら国際自動車という風に大別されているかもしれません。

大手タクシー会社ですから、「堅い」会社ということは変わりませんがその堅さが若干違う事により、あなたに合うかどうかです。
また大和自動車交通は業界として初めての東証2部上場会社、そして帝都自動車交通は電鉄系の会社ということもあり、「堅さ」という点ではお墨付きです。

これからタクシーに転職を希望される皆さん

是非、説明会に参加し実際に確かめてみてください。そして数社の面接にてご判断ください。

面接時の担当者がいい人だったから入社したという事の無いように・・


タクシー会社選びの求人募集でさほど重視しなくて良い点についてもお伝えします

 

給与保障額と保障期間

初めてタクシー会社へ入社される場合、最近は「給与保障」の金額や期間が好待遇になってきていますがこの金額や期間にこだわらないでください。

期間が長いという事はそれだけ自立しにくい事を意味します。国際自動車はその点甘えさせない体質なのか、3か月と短いのですが裏を返せば3か月で充分と考えているのです。

元々稼げる能力の人は1か月目から給与保障の金額をクリアしています。なぜできるかは流し営業がメインだからです。

給与保障ばかりに頼っていると、いざ期間が過ぎてもその範囲の営収しか挙げられません。適当に乗務する癖が身に付き、本来の稼ぐ目標より遠のいてしまいます。あくまでも給与保障は保険と考え、初乗務から一か月後でも給与保障の金額を上の廻る乗務を心掛けてください。

多分タクシー会社の提示額や期間も1年間を甘んじる研修や教育をしていませんので気にしない事と申し上げておきます。

 

二種免許取得制度について

大半の会社の二種免許取得は会社の負担となりますが必ず就業期間の縛りがあります。会社としては貸付扱いとなります。重要視しなくて良いと書きましたが雇用契約書とその内容は入社する前に確認して捺印するようにしましょう。途中で退社する場合はその金額の返金が生じる事を忘れないでください。

 

5.就職したい会社の候補は決まりましたか?

説明会・面接など最低2~3社には足を運んで実際の色々なお話を聞いてみてください。
またタクシーの認識や発見があります。
そうすれば違う疑問や質問も出てくるでしょう。

最低1か月から2か月程度の就職活動をじっくりする事をおすすめします。
全ての会社で書類選考から面接を実施し合否にも時間がかかります。

 

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最近の大手・中堅タクシー会社は誰でも合格する訳でない。



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タクシーへ転職をお考えの皆様にとって、転職の不安を少しでも取り除けるよう現在のタクシーの乗務の情報をお伝えしたいと存じます。
現在、タクシー会社への就職を考えていらっしゃるなら、是非、一度、ご相談ください。
タクシーの入社された方々の実際のお話や今現在も現役で乗務されている乗務員さんの実際のお話等を踏まえて、アドバイスしたいと存じます。

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