そんなに走れるものなのか!? 知らない方ならビックリ・・・
いくら運転が仕事だとしても一日365㎞は誰もが驚く距離。
東京から仙台以上の距離で高速を使わず、都内の街中をお客様を探しながら、または乗せて走るのだから・・・それなりに疲れるのは理解できます。
それでも慣れると言うのです。お客様を乗せているとあっと言う間に時間が経つのです。
タクシーの運転はただのドライブではなく運転する業務。
お客様を安全に目的地へ届ける使命があり、その人数も平均30~40名くらいに達する。
それくらい頑張ると8万円の営収に達する事もできるのです。
ココがポイント
今回は一日の走行距離に焦点を充てながらタクシーの事をご紹介します。
タクシー乗務には健全な走行を目的とした様々な規定がある
その一つにタクシーが1日に走行できる距離がある。
業務時間内ならいくら走っても良いと思っていた方も居るはず。
過剰なスピードの抑制やドライバー自身の過度な過労を防ぐため走行距離限定は各地域によって異なり、東京では通常勤務365㎞・日勤で270㎞と現在は定められています。
《都内のキロ数と営業収入の目安》
250㎞で45,000~50,000円前後の営業収入
250~300㎞で60,000円の営業収入
365㎞の限界で80,000円の営業収入の攻防
但し上記は営業スタイルにより異なります。
付待ちが多い乗務員と流しだけの営業とでは多少異なります。
ではこれ以上「稼ぎたい」人はどうするのか?興味ありませんか?
365㎞以上・8万円以上の営収を挙げてきた乗務員の場合、大半が高速道路を利用しています
それによって「距離」が換算されない事があります。
例えば都内から横浜の横須賀の場合は東京都の県境から横須賀までの往復の距離は含まないで走行できるという規則があります。
やや曖昧ですが、それにより帰庫時に日報(報告書)に距離オーバーの理由記載をすれば問題ないのが現在の規定となっています。
実際に8万円以上の距離を見ていると常に400~450㎞くらいを走行しています。
この走行距離については今後も協議され改定される事はあるかと思いますがいずれにしても「稼ぐ」ためにはある程度の距離を走らないと高収入は得られないという事です。
渋滞ばかりを走行していると、いくら実車率が高くてもタクシーはやはり稼げません。
走行距離で稼ぐのがやはりタクシーです。
でも過去最高に酷かった震災の渋滞の時、お客様を墨田区近辺から浦安のディズニーランド近くの新興住宅エリアに送りました。
路面が隆起した液状化状態を覚えています。
私よりご年配の女性で降りる時に1万円をお礼に頂いた事を今でも鮮明に覚えています
遠距離の依頼の場合は
ご乗車いただいていきなり、静岡までというお客様もいます。
そんな時は帰庫時間や距離もオーバーしますのでその場又は途中で会社へ連絡をすれば、問題はありません。
成田空港や茨城・群馬などへの利用者は毎週のように多く見かけます。
先日も病院から茨城の水戸までがありました。
各会社により乗務時間・走行距離が違う
近年コンプライアンスの厳守により、利益重視より安全第一に考える会社が多く、時間の短縮に伴う走行距離も比較的短くなりつつあります。
お客様やドライバーの安全性も高まり良い傾向だと思います。その一方で稼ぎたいというドライバーにとって距離を制限されつつありますが最近は料金の改定もあり、タクシー業界の転換も含め良い傾向にあります。
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