嘘じゃないけど、曖昧なところが多いタクシー業界なのです?!
タクシー会社への転職が初めてという方が9割以上いる業界。
失敗したと感じ辞めて行く人も多く見かけます。
第二種普通運転免許は会社負担という甘い言葉に釣られて簡単に入社、初乗務もままならず辞める方もいます。
どんな仕事でもミスマッチはありますが「失敗」しないためにも事前に業界の事を知り、理解しておけば多少なりとも防げる事もあります。
タクシーへ転職する際に失敗しない方法はあるのでしょうか?
タクシー会社の問題点など具体的な体質や募集要項など初めてのタクシー転職が失敗しない要点を記載しましたので参考にしてください。
その理由①
給与・所得面に於いて稼げる収入がまちまちで個人差がある
これが一番の後悔や失敗とされる要因である事は間違いないでしょう。
誰でも稼げれば仕事なので多少のことは我慢するが・・・稼げない人ほど「愚痴」を言って辞めていく。
どの業界に入社しても同じだと思うが。
これは基本給+歩合制という能力性の給与である以上、仕方がない。
最近の給与の表示に「年収の平均」を謳う会社が多い。
しかしながら平均は平均以下の乗務員もいると事ことでその平均以下の人となれば自己責任とはいえ、不満が出で後悔するのが人間の感情。
タクシーに限らず「売上(営業収入)」が給与に直決する業態の会社は入社前にその点を理解しなければならない。
決して本人が「以下」になろうとは思わなかったと思いますが現実は実力・能力の結果となり得る事です。
実際にタクシーに転職され「天職」とされている方もいる傍ら辞めていく人もいる。
辞められる方に於いては後悔しか残らないであろう。
但し一旦タクシー会社を辞めてもまた戻ってタクシーの乗務に就く方も少なくない。
いつでも受け入れてくれる体質もタクシー会社の特徴であり、他業種に比べた時にタクシーの仕事の一番の良さも知っているという事である。
ココがポイント
求職者からの問い合わせで一番多い質問
募集時の給与の「詳細」が無いので比較できない。
「募集要項」となっているので詳しく教えて欲しいという問い合わせが多い。
給与明細を貰って初めて給与計算の内容が解る仕組み。
しかしながら明細の内容も「歩合」が単純に記載されていないため分かりにくいので電話での問い合わせでは教えてくれない体質です。
実際に説明会や面接の時に具体的な給与について聞いてみましょう。
↓あわせて読みたい
タクシーは歩合率の比較で判断できない給与明細の仕組【からくり】
その理由②
勤務評価がかなり影響する業態にある
大手タクシー会社の場合の勤務シフトは1年2年先まで組まれており、休みたい場合は有休を消化するのでシフト変更や調整は一切できない。
そこで面接や入社時には有休や欠勤の取得方法も事前に理解しておくべきです。
一般の企業とは異なる場合が多くあります。
また中小のタクシー会社の場合は毎月のシフト管理は現場の運行管理次第で変更できる。
その点融通も多少は効くが勤務シフトのさじ加減があいまい。
贔屓(ヒイキ)もある。そこには人間関係の好き嫌いも多少あるように見受けます。
当然新人のシフトはベテランや先輩達の意向を踏まえて作成されるので、最後の調整になる訳です。
そういった事などで若干の「稼げる」「稼げない」の差が生じてきます。
入社当時から自分専用の車両も無く、曜日等の稼働率を加味してその当日の「休車」や使い回しの車両が与えられる。
新人の場合は初乗務から1か月、そして数か月の実績を踏まえてシフトに組み込まれるのである。
そこで不満や不信により辞める方も多くいる。
また当然のように新車は社歴が長い人や実績がある人から順番に与えられるという体質がある。
当然の事ながら全社員が同じ土俵でいることは無く、半年、1年の経験と実績の様子見がある。
一律公平で平等という訳ではない古い体質はどの会社も一緒なようです。
会社組織なので「要領の悪い」新人はこの評価から外さられると当然のように働きずらい職場となる。評価が悪いレッテルが張られる事でそこに「後悔」や「失敗」という
言葉も付きまとう事となる。
いわば実力・能力主義の事は多少あると考えて欲しい。辛抱やストレスを必要以上に感じる事なく「マイペース」を保つ事が肝心です。
その理由③
タクシー乗務して初めて気づく事ばかり
タクシーの業務は見た目では分からない極めて「究極」な仕事なのです。
隔勤21時間の1回の業務には色々な事が秘められている。
前述の①と②ではタクシー会社内での体制や体質だがそれ以外にも事故や違反が関わってくる。
運転そのものが仕事の一貫なのでそのリスクが常に付きまとう。
営業所内では毎月の事故件数が掲示され、大半の会社に於いて数件の事故は必ずある。
その事故が軽微なものから重大事故まで様々、自分が加害者だけでなく被害者にもなり得る。
事故をしないように心掛けるのは皆当然だが違反でも事故でも1度起こす人は2度・3度と繰り返すと言われているので、長時間の乗務で事故を起こす要因となる「癖」があるのだと思う。
出来たら無事故・無違反の先輩の乗務や考え方を聞いておいた方が良いでしょう。
そして次にお客様との接客は至極の業が必要な事。一期一会の中の一瞬に良い事も悪い事も凝縮されている。
返事や対応ひとつで「接客」のクレームにもなりかねない。個室での厄介な業務としては唯一タクシーだけの仕事となる。
人材募集で「接客」が好きな人とあるが100人のお客様が居れば良い客も最悪な客もいる。
そんなお客様を相手にする訳だから多少の我慢は必要だという事をすっかり忘れて業務すれば「後悔」や「失敗」の言葉は出るだろう。
一見お客様を目的地に運ぶ単純な仕事と見えるが実際の業務の中には細心の注意を計らないと務まらない。
↓以下は、タクシーセンター研修での乗務員の心構えとなります。
基本事項ですので覚えておくと良いでしょう。
以上となりますがいかがでしたでしょうか?
今回①から③をお伝えしましたが、これからも取材や投稿より継続的に記載、お伝えしていきたいと思います。
タクシーの仕事は単純に乗務するだけでなく色々な局面を向かえます。
失敗したり後悔したりと感じる事は多々あるだろうとは思いますが前述を理解しつつ乗務する事で自然と慣れて、経験を積んで天職になる事を願います。
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