ワークポートはエンジニアにも合う?転職相談の対応力と実際の紹介求人の質を検証

エンジニアとして転職を考えているあなたは、どの転職エージェントを選ぶべきか迷っているのではないでしょうか。数ある転職エージェントの中でも、ワークポートは「IT業界に強い」と言われることが多いサービスです。しかし、実際のところエンジニアの転職にどれほど適しているのか、気になりますよね。

この記事では、ワークポートの転職相談がエンジニアにとってどの程度役立つのか、実際に紹介される求人の質はどうなのかを詳しく検証していきます。転職コンシェルジュのサポート体制から、具体的な求人内容まで、あなたが知りたい情報をまとめました。転職を成功させるための参考にしてください。

ワークポートってどんな転職エージェント?

ワークポートの基本情報と特徴

ワークポートは2003年に設立された転職エージェントで、20年以上にわたって転職支援を行っています。もともとはIT業界専門の転職エージェントとしてスタートしましたが、現在は総合型の転職エージェントとして幅広い業界をカバーしています。

最大の特徴は、全国47都道府県すべてに拠点を展開していることです。これにより、地方でエンジニアとして働きたい人や、Uターン・Iターン転職を考えている人にも対応できる体制を整えています。また、公開求人数は約10万件以上と豊富で、非公開求人も多数保有しています。

転職支援実績も豊富で、設立からの20年間で約83万人以上の転職相談実績があります。リクナビNEXTのGOOD AGENT RANKNGでは転職決定人数部門第1位を受賞するなど、実績面でも評価されているサービスです。

エンジニア転職での立ち位置

エンジニア転職におけるワークポートの立ち位置は、「IT業界に強い総合型エージェント」と言えるでしょう。2025年のIT転職エージェントランキングでは第1位に選ばれており、多彩な職種支持率でNO.1の評価を受けています。

ワークポートの登録者の約8割が20代から30代の若手で、成長産業であるIT業界の求人も多く取り扱っています。ただし、エンジニアのような専門職に特化しているわけではないため、より専門的なサポートを求める場合は、IT業界特化型のエージェントとの併用も検討する価値があります。

全求人のうち、ITエンジニアの求人は約23,500件と、4分の1以上をエンジニア求人が占めています。これは他の総合型エージェントと比較しても高い割合で、エンジニア転職に力を入れていることがわかります。

ワークポートがエンジニア転職に向いている理由

IT・Web業界に強い理由

ワークポートがIT・Web業界に強い理由は、創業時からIT業界専門の転職エージェントとしてスタートした歴史にあります。約20年間にわたってIT業界の転職支援を行ってきたノウハウが蓄積されており、業界の動向や企業の採用傾向を深く理解しています。

具体的な求人数を見ると、ソフト開発・システムエンジニア系が18,326件、通信・インフラエンジニア系が6,758件、Webデザイナーなどクリエイティブ系が2,802件となっています。これらの求人は細かく分類されており、自分の希望する分野の求人を効率的に見つけることができます。

また、楽天グループ、Cygames、SEGAなどの大手IT企業やベンチャー企業の求人も多数取り扱っています。これは長年の実績により企業からの信頼を得ているからこそ実現できることで、質の高い求人にアクセスできる環境が整っています。

未経験からエンジニアを目指す人へのサポート体制

ワークポートは未経験からエンジニアを目指す人へのサポートが特に充実しています。未経験歓迎の求人が豊富で、公開されているものだけで約5,000件の未経験者向けIT・Web業界求人があります。

特に注目すべきは、無料のオンラインスクール「みんスク」を提供していることです。プログラミングスキルなどを無料で学べるため、未経験からエンジニアを目指している人にとって大きなメリットとなります。一般的には高額なプログラミングスクールに通う必要がありますが、ワークポートなら学習と転職サポートを同時に受けることができます。

2024年9月時点で、20代の5人に1人が未経験の転職に成功しているという実績もあります。これは業界に精通したコンシェルジュがマンツーマンで丁寧にサポートしているからこその結果と言えるでしょう。

経験者向けのキャリアアップ支援

経験者向けのキャリアアップ支援も充実しています。ワークポートでは、転職希望者のスキルやキャリア、希望に合う求人案件を紹介してくれると口コミでも評判が良く、IT業界専門の担当者が求人紹介から内定まで丁寧に対応します。

年収アップを目指すエンジニアにとっても有効で、企業情報を熟知したコンシェルジュが多数在籍しているため、適切なキャリアプランの提案を受けることができます。また、非公開求人も多数保有しており、一般には公開されていない好条件の求人に出会える可能性もあります。

転職後のフォローも手厚く、入社後のアフターフォローまで対応してくれます。これにより、転職後の定着率も高く、長期的なキャリア形成をサポートしてもらえます。

ワークポートの転職相談はどこまで対応してくれる?

初回面談で聞かれること

ワークポートの初回面談では、あなたのスキルや経験の棚卸しから始まります。これまでの職歴、使用できる技術スタック、プロジェクトでの役割などを詳しくヒアリングされます。また、転職理由や今後のキャリアプランについても深く掘り下げて相談に乗ってもらえます。

希望する職種や業界、勤務地、年収などの条件面についても詳細に確認されます。ワークポートでは、転職希望者の希望業種や職種などの諸条件を考慮して、最適な転職コンシェルジュを選出してくれるため、初回面談での情報共有が非常に重要になります。

面談は対面でもオンラインでも対応可能で、全国47都道府県に拠点があるため、地方在住の方でも直接会って相談することができます。「大切なことだから、直接会って相談したい」という想いにも応えてくれる体制が整っています。

キャリアアドバイザーの専門性

ワークポートのキャリアアドバイザーは「転職コンシェルジュ」と呼ばれ、高い専門性を持っています。IT業界専門の担当者が多数在籍しており、業界の動向や技術トレンドについて深い知識を持っています。

転職コンシェルジュは、求職者一人一人に専任で付き、求職者に寄り添いながら転職活動をサポートします。公式サイトでは、コンシェルジュのプロフィールや強みを一人ひとり紹介しており、顔の見えるサービスが魅力となっています。

もし担当者との相性が合わない場合は、遠慮なく変更を申し出ることができます。あなたのスキルや経験を活かし、希望の職種や職業に転職できるよう、とことんサポートしてもらえる体制が整っています。

面接対策や書類添削のレベル

ワークポートの面接対策や書類添削は非常に丁寧で、高いレベルのサポートを受けることができます。履歴書や職務経歴書の添削では、企業情報を熟知したコンシェルジュが、書類選考通過につながる作成方法をサポートしてくれます。

応募書類の提出時には、推薦状も一緒に出してもらえるため、選考通過率の向上が期待できます。実際に、他のエージェントでは書類選考通過が0だった人が、ワークポートでは6社で書類選考を通過できたという事例もあります。

面接対策では、企業ごとの特徴や求める人物像に合わせた対策を行ってもらえます。面接後にはフィードバックも提供され、次回の面接に活かすことができます。また、ワークポートの公式サイトでは、簡単に履歴書・職務経歴書を作成できるツールも用意されており、書き方についても詳しく解説されています。

実際に紹介される求人の質を調べてみた

求人数と業界の幅

ワークポートが保有する求人数は公開求人だけで約10万件以上と非常に豊富です。IT・Web業界に限定しても、ソフト開発・システムエンジニア系が約18,000件、通信・インフラエンジニア系が約6,700件と充実しています。

業界の幅も広く、IT業界に限らず医療・農業・メーカー・建設など幅広い業界のエンジニア求人を取り扱っています。これにより、自分の興味や経験に合った業界でエンジニアとして働くことができる選択肢が広がります。

地域別で見ても、全国47都道府県に対応しており、地方の優良企業の求人も多数保有しています。東京や大阪などの都市部だけでなく、地方でエンジニアとして働きたい人にとっても有効な選択肢となります。

年収レンジと条件面

ワークポートで紹介される求人の年収レンジは、未経験者向けから経験者向けまで幅広くカバーしています。未経験者向けの求人でも、研修制度が充実している企業が多く、将来的なキャリアアップを見据えた転職が可能です。

経験者向けの求人では、年収400万円から600万円程度の案件が中心となっていますが、スキルや経験によってはより高い年収の求人も紹介してもらえます。条件交渉についても転職コンシェルジュが代行してくれるため、自分では言いにくい年収アップの交渉もサポートしてもらえます。

福利厚生や働き方についても多様な選択肢があり、リモートワーク可能な求人や、フレックスタイム制を導入している企業の求人も多数取り扱っています。ワークライフバランスを重視するエンジニアにとっても魅力的な求人が見つかりやすい環境です。

大手企業からベンチャーまでの取り扱い状況

ワークポートでは、大手企業からベンチャー企業まで幅広い規模の企業の求人を取り扱っています。楽天グループ、Cygames、SEGAなどの有名IT企業の求人も多数あり、キャリアアップを目指すエンジニアにとって魅力的な選択肢が揃っています。

ベンチャー企業の求人も豊富で、成長企業で新しい技術に挑戦したいエンジニアにも対応できます。スタートアップから上場企業まで、様々な成長段階の企業の求人があるため、自分のキャリアプランに合った企業を見つけることができます。

地方の優良企業の求人も多く、必ずしも東京や大阪などの大都市圏にこだわる必要がないのも特徴です。地方でも技術力を活かせる企業や、地域に根ざした安定企業での働き方を選択することができます。

ワークポートを使ったエンジニアの本音

満足できた点

ワークポートを利用したエンジニアが満足している点として、まず転職コンシェルジュの丁寧な対応が挙げられます。IT業界の知識が豊富で、技術的な話も理解してもらえるため、安心して相談できるという声が多く聞かれます。

求人の紹介数が多いことも評価されています。他の転職エージェントでは紹介される求人が少なかった人でも、ワークポートでは多くの選択肢を提示してもらえたという体験談があります。特に未経験者向けの求人が豊富で、キャリアチェンジを考えている人にとって心強いサポートとなっています。

書類選考の通過率の高さも満足度の高いポイントです。企業情報を熟知したコンシェルジュが推薦状を書いてくれることで、書類選考を通過しやすくなったという声が多数あります。

不満に感じた点

一方で、不満に感じた点として、求人の質にばらつきがあるという指摘もあります。総合型エージェントであるため、IT業界特化型のエージェントと比較すると、専門性の高いポジションの求人が少ない場合があります。

また、連絡頻度が高すぎると感じる人もいます。積極的なサポートが特徴のワークポートですが、人によっては「しつこい」と感じることもあるようです。ただし、これは担当者によって差があり、相性の問題でもあります。

地方の求人については、都市部と比較すると選択肢が限られることもあります。全国対応とはいえ、やはり東京や大阪などの大都市圏の求人が中心となる傾向があります。

他の転職エージェントとの違い

ワークポートと他の転職エージェントとの大きな違いは、IT業界での長年の実績とノウハウです。もともとIT業界専門のエージェントとしてスタートしているため、業界理解の深さが他の総合型エージェントとは異なります。

無料のプログラミングスクール「みんスク」を提供している点も、他のエージェントにはない特徴です。学習と転職サポートを同時に受けられるため、未経験からエンジニアを目指す人にとって大きなメリットとなります。

全国47都道府県に拠点を展開している点も差別化要因の一つです。地方在住者でも対面での相談が可能で、地方転職にも強いという特徴があります。

ワークポートが合うエンジニア・合わないエンジニア

ワークポートを使うべき人の特徴

ワークポートを使うべき人の特徴として、まず未経験からエンジニアを目指す人が挙げられます。豊富な未経験者向け求人と「みんスク」での学習サポートにより、効率的にエンジニアへのキャリアチェンジが可能です。

20代から30代の若手エンジニアにも適しています。ワークポートの登録者の約8割がこの年代で、同世代の転職成功事例も豊富です。初回転職や2回目の転職を考えている人にとって、丁寧なサポートが心強い味方となります。

地方での転職を考えている人にもおすすめです。全国47都道府県に拠点があり、地方の優良企業の求人も多数保有しているため、Uターン・Iターン転職を成功させやすい環境が整っています。

他のサービスを検討した方がいい人

一方で、他のサービスを検討した方がいい人もいます。高度な専門技術を持つシニアエンジニアや、年収800万円以上のハイクラス転職を目指す人は、より専門性の高いエージェントの方が適している場合があります。

特定の技術領域に特化した転職を希望する人も、その分野に特化したエージェントの方が良い求人に出会える可能性があります。例えば、AI・機械学習専門やブロックチェーン専門など、ニッチな技術領域での転職を考えている場合です。

自分のペースで転職活動を進めたい人にとっては、積極的なサポートが負担に感じられることもあります。連絡頻度や提案数が多いため、マイペースに転職活動を進めたい人には向かない場合があります。

併用すべき転職エージェント

ワークポートと併用すべき転職エージェントとして、IT業界特化型のエージェントが挙げられます。レバテックキャリアやGeeklyなどの専門エージェントと併用することで、より幅広い選択肢を得ることができます。

ハイクラス転職を目指す場合は、ビズリーチなどのハイクラス特化型サービスとの併用も効果的です。年収800万円以上の求人を多数取り扱っているため、キャリアアップを目指すエンジニアにとって有効な選択肢となります。

大手総合型エージェントとの併用も考えられます。リクルートエージェントやdodaなどと併用することで、より多くの求人情報にアクセスできます。

ワークポートでエンジニア転職を成功させるコツ

登録前に準備しておくこと

ワークポートに登録する前に、まず自分のスキルや経験を整理しておきましょう。使用できるプログラミング言語、フレームワーク、データベース、インフラ技術などを具体的にリストアップしておくと、初回面談がスムーズに進みます。

これまでのプロジェクト経験についても、規模や役割、使用技術、成果などを具体的に説明できるよう準備しておきましょう。特に、問題解決した事例や改善提案した経験があれば、それらも整理しておくと良いでしょう。

転職理由や今後のキャリアプランについても明確にしておくことが重要です。なぜ転職したいのか、どのようなエンジニアになりたいのかを具体的に考えておくと、適切な求人を紹介してもらいやすくなります。

キャリアアドバイザーとの上手な付き合い方

転職コンシェルジュとの上手な付き合い方として、まず正直にコミュニケーションを取ることが大切です。希望条件や不安な点があれば、遠慮せずに伝えましょう。担当者はあなたの転職を成功させるためのパートナーです。

定期的な連絡を心がけることも重要です。転職活動の進捗や気持ちの変化があれば、こまめに共有しましょう。また、紹介された求人に対するフィードバックも積極的に行うことで、より適切な求人を紹介してもらえるようになります。

もし担当者との相性が合わないと感じた場合は、遠慮なく変更を申し出ましょう。転職は人生の重要な決断なので、信頼できる担当者と一緒に進めることが成功の鍵となります。

求人選びで注意すべきポイント

求人選びでは、年収や待遇だけでなく、技術的な成長機会があるかどうかも重要な判断基準です。使用している技術スタックや開発手法、チーム体制などを確認し、自分のスキルアップにつながる環境かどうかを見極めましょう。

企業の成長性や安定性についても注意深く検討しましょう。特にベンチャー企業の場合は、事業の将来性や資金調達状況なども確認しておくと良いでしょう。転職コンシェルジュから企業の内部情報を聞くことで、より詳しい判断材料を得ることができます。

ワークライフバランスについても重要な要素です。残業時間や休日出勤の頻度、リモートワークの可否など、自分の価値観に合った働き方ができる企業かどうかを確認しましょう。

まとめ:ワークポートはエンジニア転職に使える?

ワークポートはエンジニア転職において十分に使える転職エージェントです。IT業界での20年以上の実績とノウハウ、豊富な求人数、丁寧なサポート体制により、多くのエンジニアの転職を成功に導いています。特に未経験からエンジニアを目指す人や、20代から30代の若手エンジニアにとっては非常に有効な選択肢となるでしょう。

ただし、高度な専門技術を持つシニアエンジニアやハイクラス転職を目指す人は、専門特化型のエージェントとの併用を検討することをおすすめします。自分のキャリアステージや転職の目的に合わせて、適切に活用することで、理想の転職を実現できるはずです。