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タクシー業界!ブラックとは言い切れないその理由!?

タクシー の仕事の実情から具体的に解ったこと!

-現役タクシー乗務員100名に聞きました-

今回現役のタクシー乗務員に色々と実情を聞いてみました。
そうしたところ入社を志す方の属性にブラックな要素の人が多く、諸問題がネットで露出されるという状況。

平穏無事に生活を送る人は元々タクシー乗務員になる発想すらもないのかもしれない。

また現役タクシー乗務員で活躍し納得されている人はネットで書き込む暇や意識も無いのです。

ネットの内容は事実も多々ありますがそれが全てこれからタクシー転職をされる方に当てはまるのかは疑問です。

ですから「話半分」で実際にタクシー会社の面接や説明会で確認することが一番のオススメです。

どのような仕事(業界)でも勝者や敗者的なものが存在する。

敗者となった者が勝手にネットで述べている事、それは事実かも知れないが程度の問題は定かではないし大半は両者にも責任があるようです。

なぜなら大半の乗務員がそこで納得して働いていると同時にタクシー会社の場合、中小のタクシーであっても「労働組合」が必ず存在し労使協定がある。

また日本交通や国際自動車のような大手では年収の平均が480万円稼げる事実がそこにあるのが現実で多少の問題はどこの会社でもあるのが当然と考えるべきです。

ブラックになりきれない理由の一つにタクシー会社は全社の管理母体となる「国土交通省」の管轄にあり、現場も一部始終管理・監視されている。

毎月の運行管理報告や乗務員一人一人の乗務記録・勤怠管理や車の走行違反など東京タクシーセンターの管理下におかれているのです。

特に、近年は「法令順守」が先にあります。

タクシー会社に於いてもこれが基本となります。

 

ブラックでは無いが以下の事項は相互理解を得られていない場合もある

注意ポイント

1.給与歩合の計算が不明確な要素が多く、分かりにくい

出番と売上に応じた給与計算のなかで足切りという事がある。但しシステムとして電算処理の為、一般企業に比べたら公平で明確な計算をされている。タクシー会社により計算方法がそれぞれ違う。

2.「有休」制度は一般的な会社とやや違う

タクシー会社は労働基準監督署の指導の下、明確な「有休制度」を取り入れている。1年間に消化することが基本。
但し一番の問題点は「有休」を取った場合、休む事は出来るが給与としてその一日分の営収に差支えるため給与が減額になる。

本来一般企業の場合は給与が減額になることは無い。その点はブラック要素も加味している。
以前国際自動車は「有休」の一日分の営収を平均値の営収として補填していたが現在は取りやめているようである。
本来はその乗務員の平均営収を1日分として支払う事が「有休」の意味合いとして正しいと判断するが今後はどうなるだろうか。



3.
勤務シフトの公平性

以前は、現場の各営業所長や運行管理のさじ加減で売上や勤務態度の良い乗務員に対して働きやすい日時や曜日などを優先していた。
当然タクシー会社も一般企業として営利目的なので営業成績の良い乗務員に対しては甘いシフトになりがちです。
いまでも中小のタクシー会社に於いてはそのような事もあるでしょう。
営業の会社であれば、「優秀な営業マン」に好待遇で働いてもらうことと同様のことと思います。

近年、大手のタクシー会社については個々の能力シフトはせず、すべての乗務員が一定のシフトで乗務しています。
年間の乗務定めているので有休の場合でもシフト変更は一切しないのです。
融通面に於いて、どちらが良いかは、乗務員の判断によるものでしょう。



4.
車の配車での不平不満

ベテランや新人、そして事故や違反により乗務員評価は落ちます。
それにより車の配車に於いて、良い車両に乗せるか? 古い車両に乗せるか? 会社なり営業所なりの判断は難しい。
営収と併せて模範乗務員であれば、「新しい良い」車両に乗せたいと思うのは誰でも一緒。
この辺で会社と乗務員の意向の食い違いが生じることもあるでしょう。

気になる点やこれは重要などがあったら入社の雇用契約書を交わす前に確認し、納得してから入社を決定しましょう。

入社し初乗務してからでは直ぐに辞めると言ってもタクシー会社へ金銭的な負担もあり、双方に良い事がないことを理解しておきましょう。

労働時間が長時間だからブラックと言っても、いきなり不規則な仕事を押し付けた訳でもなく、最初より業務について説明はされていたと思います。

先ずは「隔日勤務」というものを最初からしっかり理解しておくことが肝心。
残業は一切ない。但し拘束時間と乗務時間と休憩の時間のことは自分なりに入社前より把握しておく事。

給与面においても決して低い訳でもなく、高収入の人もいますし平均的な所得が得られる職種でもあります。

但し「ブラックな仕事」といわれる事の要因として、
実際に乗務での多少の弊害を乗り越えられない人が
ブラックと表現しているのです。

仕事ですから良い事も悪い事も沢山ありますがタクシーに於いて予想以上の職種だという事が乗務して初めて判る。

きっとそのように職種は他には類がないと思います。

ですから「ブラック」という言葉が飛び交うのかもしれません。

もし今後タクシーを志望されるようであればタクシーのメリットも理解した上でそれなりの覚悟をして頂ければ良いかと思います。

 

ココがポイント

収入的には希望や期待ができる職

どのくらい稼ぐ事ができるのかご存知ですか?

乗務員が貰える収入は売上げ(営業収入)の5~6割となります。
これプラス賞与が年3回。
都内55,000円平均の営収で12乗務。
660,000万円×0.55=363,000円が総支給額の平均的と思ってください。
1回の賞与は上記営収でしたら15万程度。

同じ営業所内に90~110万の営収が1~2割程度。

70~90万円の営収が2~3割程度いると思っていただければ大よその収入の目安なり目標となるでしょう。

タクシーの収入の利点は数字がハッキリしていてすぐにでも自分の目標が達成できる可能性がある事です。

ヤリガイにもつながりますが最初から飛ばしすぎると息切れしてリタイヤもあり得ます。
自分なりのペースを計画できるメリットもあります。

 

転職組が大半ですが老若男女問わず社内の人間関係は最高

社内での営業が一切ないので人間関係はサバサバしています。
社内的にお金が絡む事がないからでしょう。
乗務員の職務としてお客様とのコミュニケーションを取る必要は多少ありますが上司や部下といった会社での人間関係に悩まされる事はほぼありません

これが一番の理由で転職される方も多いのです。

私の知っている乗務員は不幸にも会社が倒産、タクシードライバー転職となりましたが今は日勤で100万の営収を稼いでいる天職となりました。

その人に言わせれば車もガソリン代も会社から支給され、勝手に稼いで半分以上の利益を貰えるなんて夢のような仕事と言ってます。

タクシー乗務員の仕事は自分で働く事が基本です。

他人に左右されないというメリットもあります。
タクシードライバーとなって60歳を過ぎてもイキイキと乗務しています。
乗務が終わればプライベートはキッチリ維持でき仕事は持ち越さない。
自分の都合に合わせて働ける仕事です。

ブラックとはいえない仕事

タクシー会社によって給与体系や歩合が多少違います。
但し、歩合ではそれほど違いはないのです。

歩合で目くじら立てて乗務するより、働きやすい環境・場所などで判断されると良いでしょう。

現在ノルマというものはありません。但しハンドル時間の規定や休憩時間など詳細の規定に於いて違うのです。

労働基準法に違反するような過度な労働を強いられる事は一切ありません

雇用契約している通りに働けばある程度安定した収入を得る事もできるのでブラック企業とはいえないでしょう。

様々なお客様がいます。
夜間の泥酔の方などの問題もあったりしますが最近ではドライブレコーダーにより乗務員の安全も確保されてきました。

高齢化社会を迎えるお客様のニーズも高まる中、タクシードライバーのサービスの向上と共に需要はさらに増え続け、安定した職種として選択する事をオススメします。

 

☆出典
国土交通省一般乗用旅客自動車運送事業(ハイヤー・タクシー事業)タクシー業界の現状について

平成27年3月31日の作成資料です。

これからタクシーの仕事に就かれる方、ご参考までにご覧ください。

http://www.mlit.go.jp/common/001118854.pdf

6.タクシー運転者の意識調査結果(生活実態)の状況では、「かなり苦しい」という乗務員が顕著に減っています。
また、「まあまあかな」という方が、約倍に増えています。
ブラックと言われる中で、タクシー乗務員に適応した方も増えているという状況がとってみれます。



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