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タクシー会社の就職でLGBTへの採用資格の第一歩!



つい最近、都内の日の丸交通がLGBT採用を積極的に公表

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の社員が快適に仕事をできる環境づくりに力を入れていく事とコメントして最近に発表された。

誰もが自分らしく働き、最大限の能力を発揮する事が弊社に成長をもたらすと考えています。と日の丸交通の採用が公にタクシー運転手の資格があるとして認識された。

LGBTへの認識と差別をなくすためにジェンダーについて調べてみましたのでここで改めてお知らせします。

目次

1.LGBTという言葉をご存知ですか?

LGBTは近年広く知られるようになった性的マイノリティの人々を表す言葉。

LGBTはレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの言葉の頭文字です。

近年、国によってはそのような人々を認め、権利を保障するよう法整備を行っているところがあります。

一方で性的マイノリティを認めていない国や地域あるいはそのような人々の権利を認める法整備が遅れている国もあります。日本は多分その遅れている国の1つです。

最近は水面下でLGBTの人々が少しでも生活しやすくなるように地方公共団体や企業などが取り組んでいるようです。

LGBTは性的マイノリティ(性的少数者:セクシャルマイノリティ)を表していますが多様化する性の中でも分類されています。

Lは女性の同性愛者(レズビアン)を示し心の性が女性で女性を恋愛対象とする人が当たる。

Gは男性の同性愛者(ゲイ)であり心の性が男性で男性を恋愛対象とする人。

Bは両性愛者(バイセクシャル)であり恋愛対象が男性にも女性にも向く人。
このようにLGBTは恋愛対象が誰になるかという性的指向をそれぞれ示した言葉の頭文字。


これに対してTはトランスジェンダーを表しており、身体の性と心の性が一致していない性同一性障害あるいは性自認を意味しています。

これらは性的マイノリティの一部であり、他にも自分の性を決められない男性も女性も恋愛対象にならないなどのケースも存在しています。

LGBTは性的マイノリティ(性的少数者:セクシャルマイノリティ)を表す言葉の1つであり、多様化する性の分類として用いられています。

 

2.LGBTの人々に向けられる差別に関する問題

LGBTの場合、直接的ではないと思いますが周囲からの偏見や差別問題的な事は多々あるかと思います。
今まではただひた隠しにして自分の意思の中に留めている事が多かったかと思います。
教育機関や友人関係そして一般社会では就労など仕事の悩みを抱える事があるでしょう。
生活面に於いても医療や公的サービス・社会保障など本来なら差別される事なく受けられるものでさえLGBTなどの性的マイノリティという理由で受け入れが当事者やその機関に於いても複雑な境遇な事も事実だと思います。

 

3.認知されない以上、仕事にも制限がある

一般の職業において困難は絶えないのが現状です。他にも仕事では数々の困難に直面する事があり、仕事を続けられない・支援を受けられないというケースが後を絶ちません。

就職活動の際には受け入れる側として細心の注意が必要な事もあります。特にタクシー会社の場合はトイレもそうですが仮眠室やロッカーまた風呂の設備もあります。そういった環境をどのように本人が利用し、また周囲の乗務員が接するかなど様々な社内整備が必要となります。

この数年ですがようやく女性ドライバー採用として推進する事が積極的になったばかりの業界です。

一般的にはまだまだLGBT等をカミングアウトという思考が強く、本人以外の環境が一番大事であり、継続していけるようにしなければいけません。

一般的に性の不一致への理解が得られずカミングアウトした事を咎められ、隠しておく事から第一歩として今回の日の丸交通の指針には課題として今後も見守りたいと思います。

 

4.企業の取り組みも少しずつ変わっています

企業の取り組みもLGBTに配慮したサービスが展開されています。

調べたところ生命保険において、同性パートナーを保険金の受取人にでき、手続きも簡易的にしたり、家族を対象とした割引サービスなどを同性のパートナーにも適用できたり、同性のパートナーを認めたサービスが少しずつは増えているようです。

日本でも2003年(平成15年)に性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律が制定しされています。

但し同性婚や同性パートナーシップなどの制度は先進国の中でも遅れており、G8の中では 日本とロシア以外は法整備を進めているようです。

国の法整備が遅れている中で一部の地方自治体では同性パートナーの証明書を発行や同性パートナーを認めたサービスも増えてきています。

地方団体の取り組み

国の法整備が遅れている中で地方自治体では渋谷区や世田谷区で同性パートナーを認める「同性パートナーの証明」の発行を行う制度が2015年に始まりました。

渋谷区では条例を制定する事で同性パートナーを対象とした証明書発行要件を定めています。これは渋谷方式と言われており、当事者による共同生活の合意契約などの公正証書の作成を求める事で同性パートナーを承認しています。

それに対して世田谷区では行政の判断で策定できる要綱という形で同性パートナーの宣誓書を渡し、写しを受領する世田谷区方式という方法をとっています。この2つの方式を中心として他の地方自治体でもこのような同性パートナーの証明書を発行しています。

5.ジェンダーが平等になる取り組みは周囲の認知が必要

誰もが不自由ない暮らしをするためには公的サービスや社会保障の現場における理解を深める事が大切ですがやはり法規制だけでない問題もあると思います。

性的マイノリティへの差別や直面する困難を解消し、ジェンダーが平等な社会を目指すためには法整備など様々な政策だけでなく、社会全体でも取り組みを行う必要があります。

地方公共団体や企業などでは取り組みが進められており、ジェンダーの平等に向けて動いています。

一般のひとりひとりが理解をする事が大切だという事を考えていきましょう。

 

6.LGBTへの差別をなくしジェンダーの平等を実現しよう

LGBTの人々は様々な困難や生き辛さを感じながら生活している事が多くあります。しかし本来はどのような性的指向・性自認を持っていたとしても平等に扱われるべきです。

このようなLGBTの人々への差別をなくしていかなければ誰もが平等に暮らせる社会は作り上げられません。

ジェンダーの平等を実現するために私たちはLGBTを含む性的マイノリティについて知り、より理解を深めていくところから始めていきましょう。

タクシー業界の就職の第一歩の幕開けです。またそのような環境の方も是非開かれた道に進み、広く一般に知ってもらう事が一人でも多く活躍することが一番大切かと思います。

LGBTに関する課題とは?ジェンダー平等に向けた知識や活動。そして活躍する場所を提供する事だと考えます。

 

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日の丸交通株式会社HPより

 

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