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タクシーは実際に疲れる仕事! だから健康管理が必須

どんな仕事も疲れますがタクシーの乗務は確実に疲れます。車の運転だけではなく接客もあり、更に1回の勤務時間が長いからです。

しかしいつでもどこでもこまめに休憩を取ることができる仕事、健康面に常に気を遣い健康を維持する事が重要です。疲労が大きく蓄積する前や健康が悪化する前に日頃から留意するよう心掛けましょう。

悪化してからだと回復や完治にも費用や時間が掛かります。

今回は乗務中にできる健康管理を取り上げてみました。

何でも習慣的です。健康に良い事を取り入れてより楽しく乗務したいものです。

休憩時間にできる簡単な疲労回復法

「疲労」を放置し、蓄積すると危険です。疲れを溜めてしまうとどんどん疲れ易いカラダになり、それに合わせてストレスも溜まり易くなり、事故にも繋がります。

いつでも好きな時に休憩が取れるのがタクシー乗務の特徴です。そこを活かして自己管理の習慣をつけて疲れはこまめに解消していくことが重要です。

疲労回復できる簡単な方法を紹介します。

■親指と人差し指の付け根のツボ(合谷)を押す
合谷(ごうこく)と言われるツボは疲労解消に役立つツボ。歯痛に効く事はよく知られていますがその他にも頭痛・肩こり・腹痛・精神不安などにも期待でき、「万能のツボ」とも呼ばれています。簡単にどこでも出来ますので駅構内の付待ちの時に習慣づけると良いでしょう。

■両耳をひっぱると疲れが取れる

1.背筋を伸ばした状態で視線を目の高さに向け目を閉じる

2.中指を耳のくぼみに軽く入れ、親指は耳の後ろに添えて薬指と小指は耳の付け根あたりに軽く添える

3.そして肘を横に張り、そのまま両耳を頭の側面からほんの2~3ミリ浮かせるように斜め後ろへゆっくり引っ張ります

4.静かに呼吸ししながら暫く続けると頭の中心(両耳の間)あたりに小さな空間が感じられるようになります

5.頭の芯がスッキリ、カラダがリラックス、気持ちも自然と穏やかになります

■定期的な背伸びで血流が良くなる
タクシー乗務は長時間の運転席に座る行為により血流が悪くなります。一旦、降車して、カラダを伸ばす事で血流が良くなり、疲労回復へとも繋がります。定期的に2~3時間に一回以上は実施しましょう。トイレ休憩時には必ず「背伸び」の癖をつけましょう。特に寒い時期はカラダが固くなり、肩こりの原因になりやすいので気を付けてください。

■目をギュッとつぶる
意図的に目をギュッとつぶる事で目の周りの筋肉をほぐし血行が良くなります。運転中は人や自転車などに気を付け常に緊張して走行しています。目の疲れも知らず知らずに負担になっています。付待ちの時には意識して目のストレッチを実施してみましょう。

■遠くを見る
近くを長時間見続けると目の筋肉が緊張して凝り固まってしまいます。一息ついた時は意識して遠くを見ましょう。

 

長時間運転の大敵の腰痛を緩和するコツ

まずは「こまめに休憩する」のが肝心。続けて長時間座り続ける事で腰痛が起こり易くなるのは避けられません。
そこで乗務中はこまめに休憩を入れて、カラダを休ませる又はカラダを動かす事で長時間運転による腰への負担を最小限に抑えるのです。

ココがおすすめ

休憩中は以下のような方法で「腰のストレッチ」をするのもオススメ。

  1. 背中と両足を伸ばし座面に座る
  2. 右の足を左の足の左側に持っていき、足の裏を床につける
  3. その状態のまま腰を捻り、腰と太ももの後ろ側を捻る

腰をねじるストレッチはシートに座りながらでも出来、効果的ですので日頃より心掛けてみてください。

ロキソニンは一日の肩こりを回復させる

実車している時は無意識にカラダが緊張しており「肩こり」の要因を引き起こし、放置しておくと慢性的になります。やや疲れたなと思ったら明け番の一日はロキソニンテープを貼る事で次の日に疲れを持ちこさないですみます。

スケッチャーズの靴は足底の疲れを緩和させる優れもの

こんな見た目はビジネスシューズでも高機能なインソールで疲れ知らず。スケッチャーズの特徴はスポーツ分野に進出しており、その高い技術力が惜しみなく使われている靴。特にインソールには数多くのテクノロジーが採用されています。代表的なものとして「メモリーフォーム」、低反発素材を使った非常にクッション性の高いインソールとなっており、履く人を選ばず疲れにくいインソールとなっています。

足にはツボが無数のようにあり、足元にも気を配るようにしましょう。

バナナはエネルギーの源

バナナは運動前と運動後の強い味方!

バナナの糖質は20分程度で消化するため、運転する30分前に食べるのがオススメです。速やかにエネルギーに変わる糖質から順番に使われます。また乗務後30分以内に食べると筋肉を補修し、疲労回復に効果があると言われています。身体の糖質が不足するとエネルギー不足で十分な効果が得られません。しっかりと適正な糖質を摂る事で疲労感が違います。バナナの他にもビタミン豊富なフルーツは皆オススメです。

■疲労回復の食べ物

鶏肉(特にむね肉)にはイミダゾールジペプチドという疲労の回復に良い成分が豊富に含まれています。

豚肉(モモ・ロース・ヒレ)も疲労を回復するビタミンB1が多い食材。但し豚肉だけでは疲労物質も増えてしまうのでレモン・お酢など疲労物質を分解するクエン酸と一緒に食べると良いでしょう。例えばとんかつにレモンをかけるなどです。

梅・梅ぼしはクエン酸を多く含む他、殺菌作用があり食中毒や胃腸のトラブルの予防に役立ちます。

トマトにも疲労回復成分のリンゴ酸とクエン酸が多く含まれています。胃液の分泌を促進する効果もあるので疲れて食欲が無い時には最適です。

豆腐・味噌・納豆など大豆食品に含まれるレシチンには疲労回復を促進する効果があります。脳の働きを助ける効果やストレスを解消する働きもあるので大豆食品はメンタル的な疲労にも良いです。

ココに注意

疲れた時に甘い物はどうでしょう?人間は疲れを感じるとエネルギーを求めるようになり、糖分が欲しくなります。糖分はすばやくエネルギー変換しやすい上、脳の働きを活発にしてくれるからです。しかし甘い物を摂取しすぎるとエネルギー変換時に多くのビタミンB1を使うため逆に疲労を感じてしまう場合があるのです。甘い物を食べるときは過剰に摂らないよう注意。

資料:一般社団法人 小金井市医師会

タクシー運転手の持病対策の腰痛

長い時間の同じ姿勢は負担になり、車を運転する時に「腰痛」に悩まされる事がある筈です。業務で車を運転する人の最大の悩みは慢性的な腰痛、事前の対策が必要です。


長時間の運転で腰痛になる原因とは

まず車の運転をする事によって腰痛を引き起こしている原因について解説します。

 

運転中の姿勢

一番の原因は「運転中の姿勢」です。間違った姿勢や無意識にとっている姿勢の「クセ」は身体に負担をかけ、ずっと同じ姿勢を保つ事で血行不良による腰痛を引き起こします。

また最近のタクシーは「AT車」により、左足を使わないことで体へかかる重圧が左右均等にならず腰痛になりやすいのです。

AT車を運転する事が腰痛の原因として重要視されているのは運転によって引き起こされる腰痛の原因の大半がドライバーの間違った運転姿勢にあるためです。

例えばシートに浅く座り過ぎたり、シートバックを倒し過ぎたりする事によって血行不良に陥ってしまうことが挙げられます。

血行不良が原因となり腰痛を引き起こす可能性が高いのです。

問題になるのがAT車の運転姿勢や運転方法。タクシーのAT車が広く普及した事により、ドライバーは「左足」を使う必要が無くなりました。

本来であれば運転中、左足でフットレストを踏んでいるのが正しい姿勢なのですが、AT車では、自然と膝を曲げることが多く運転中にフットレスト手前に足を置く楽な姿勢を取ってしまう人が多いのです。

アクセルおよびブレーキ操作のために右足は伸ばしますがそれに伴い身体は左側を向いている事により前に出た右の腰がシートの背面から離れてしまいます。

左右の腰に体重が均等にかからないため、腰痛の大きな要因となってしまうのです。

 

運転による腰痛を予防するための対策方法

腰痛の原因を理解したところで運転中に発生する腰痛の予防と対処法についてお話します。

 

車のシート選びにこだわる

まずは「車のシート選びにこだわる」事も重要。運転による腰痛の原因の一つに車のシートの問題が挙げられています。そのため腰痛を起こさないシートにするのが腰痛予防の一つの方法となるのです。座面が滑りにくい材質のシートであるか・芯がつぶれにくいシートであるか・シートに快適性を高めるクッション性があるかなど。「座面が滑りにくいシート」を選ぶと無駄に力が入らないので腰痛予防になります。シートの材質で大きく関わってきます。

次に「芯がつぶれにくいシート」にすると疲れにくいでしょう。簡単に芯が潰れてしまうようなシートは避けるべきです。またサイドサポート形状に凹凸がない平坦なシートだと、横方向の動きに対して身体を十分に支えられないので疲れてしまいます。

腰サポート低反発クッションの車用の椅子腰クッション・首枕・座席クッション、様々なクッションなどでシートの快適性を高めるのも必要。クッションは手軽に座席と体の隙間を埋めてくれる方法であり、長時間座っても疲れません。運転中の腰痛の他にも、首や肩のコリを軽減する効果も期待できるでしょう。

 

正しい姿勢を保つ

次に「正しい姿勢を保つ」。運転による腰痛は運転中の姿勢が間違っている事によっても引き起こされるため、正しい姿勢を心掛ける事によって腰痛のリスクを減らすことができるのです。

座面や背もたれ・ヘッドレスト・ハンドルの位置などを調整し、左右の腰に均等に体重をかける事を意識する。肩が背もたれから離れない、肘が少し曲がった姿勢を保つ。レバーを操作し座面をなるべく高い位置に合わせると視界が広くなって運転もしやすくもなります。 背もたれは少し肘が曲がる位置に合わせると良いでしょう。ヘッドレストは中心部分が後頭部の中心に合わさるように調整します。シートポジションが定まったら、それに合わせてハンドルを調節してください。

そして「左右の腰に均等に体重をかけることを意識する」ことが肝心。AT車の運転姿勢は左右に均等に体重がかからないことが殆どです。「左右均等」を意識するところからスタートし、普段から正しい姿勢を保つ事ができるようにしましょう。

もう一つ大切なのが疲れにくい姿勢である「肩が背もたれから離れない、肘が少し曲がった状態」を維持することです。シート等の位置調整後の姿勢にも気を配っておきましょう。

 

便利グッズを活用する

車用クッションや腰痛対策用のコルセットなど長時間の運転でも正しい姿勢をキープするためのグッズを取り入れてみてください。

 

まとめ

運転中の腰痛は姿勢・シート位置の調整などによって緩和できます。

腰痛を放置すると運転中の違和感につながり、場合によっては痛みから集中力が欠け重大な事故を起こしてしまう事も考えられます。

腰痛の原因は乗務だけにあるとは限りませんがまずは車内でできる事から対処して腰痛の緩和につなげてみてはいかがでしょうか。

ココがポイント

タクシーの仕事が「辛い」「疲れる」という酷評がありましたが一般の仕事で8時間労働、その2倍の拘束時間ですから単純に言えば2倍の仕事の時間ある訳でその時間の中で当然カラダのメンテナンスも必要です。

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