その場限りの就職祝い金や歩合・それ以外の待遇で選ぶと後悔をする!
つい待遇面ばかりに気が捉われがちですが、何かあった際の事故弁済について具体的な事が表記されていないのが多くのタクシー会社の現状です。
例えば会社によって「無事故手当」があると表記されているのを目にしますが実際に事故の際の具体的な弁済内容などは一切知らされる事なく入社するのです。
【事後弁済一切無し】と表記されている会社はほぼその通りだと思いますがそのような表現を明記していない会社に限り、個人負担があると思った方が良いでしょう。
例えば単独事故（一次・二次）・人身事故（一次、二次）などに大きく分かれますが営業所毎で言うと（車両の台数にもよりますが）月に10件程度の事故はあるようです。
なぜこのように対応が違うのかはタクシー会社事情によりますがタクシー会社の経営危機の一番は事故だとも言われています。
昔は任意保険の車両保険に加入していない時期がタクシー会社にありました。
業務用の任意保険料が高い事もあり、加入するよりその分の毎月の掛け金を弁済費用として支払う方が得と考えていたからです。
年間で1台の自賠責保険料128,840円、任意保険10万円以上が相場で100台あれば2,200万円以上の保険料負担が会社に掛かりその負担を乗務員へ課せられるのが一般でしたが最近はそのような事も少なくなりつつあります。
ココに注意
某タクシー会社では一律50,000円とかその他のタクシー会社でも個人負担が何％とか定めている会社もあります。
またタクシー会社の負担ではなく、組合等でも多少の弁済の費用を出していただける会社もあります。
当然ですが毎月乗務員が積み立てる形になります。
その点も入社前に注意事項として確認しましょう。
ココがダメ
自分だけは絶対に事故をしないと高を括ると後で後悔する事になります。
個人的な車の利用と違い一日に20時間近くの乗務をするわけですから、その中で緊張感を保つ事は難しく、何が起きてもおかしくないと思うくらいでないと長く続けられません。
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